出版社からの紹介
「これは かぼちゃの たね、 いのちの つぶだよ、と おじいさん。 みんなで たねまきしよう、と おとうさん。」 みんなで草を抜いて、土をたがやしたら、種まきです。 「ゆっくり おやすみ たねさん、よっちゃんがいうと、 しっかり めをだしてね、と なっちゃん。」 「本当に生きているのかな」と、子どもたちが見守る中、ある日ようやく芽をだしたかぼちゃ。枯れ草をしいたり、虫をおいはらったりしている間に、かぼちゃは葉っぱをのばして、ぐんぐんと大きくなっていきます。かぼちゃに黄色い花がさいて、やがてちいさな実ができました。かぼちゃのあかちゃんに、さっちゃんは「かぼちゃん」と名前をつけます。 風のうなる嵐の日も、子どもたちは嵐からかぼちゃんを守ります。季節がすぎ、大きく立派に実ったかぼちゃを、さあ、みんなで収穫です。 かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、かぼちゃの煮付け、かぼちゃスープに、かぼちゃパイ。おいしそうなごちそう、みんなでいただきます。 かぼちゃを題材に、命のつながりを描いた人気ロングセラーシリーズの第10作。子どもたちに身近な食べ物かぼちゃがどのように種から成長し、花を咲かせ、実となるのか、美しく丁寧に描かれています。 種から実となり、また種となるかぼちゃの命のつながりとともに、自然の恵みの中で、おじいさんから孫たちへと手渡されていく、くらしや命のつながりがあたたかく描かれています。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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かぼちゃの種は捨ててしまいますが、ねずみのおじいさんは種を箱に大切にしまっていたようです。一粒のたねが季節を越して大きな実に成長。そして収穫はスコップでかぼちゃを掘るというかわいいシーンが描かれていました。植物を大切に育てたご褒美はおいしそうなかぼちゃの料理。ねずみの家族の苦労が実ったようでよかったです。
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juju
女の子 (11歳)
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14ひきシリーズは、私も大好きな絵本です。丁寧に描かれた14ひきの暮らしの風景をページごとにじっくり味わい、読むたびに発見のある絵本でした。14ひきが一生懸命育てたかぼちゃで作ったお料理もおいしそうで14ひきそれぞれの表情も楽しくて、シリーズでたくさん借りて読んだ絵本です。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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たくさんのかぼちゃの料理がおいしそうでした。コロッケやパイ、かぼちゃ団子など、ねずみの子供たちもたくさん食べて喜んでいると思いました。
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juju
女の子 (11歳)
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ドジな子もいたり、おっちょこちょいの子もいたり、いたずらっ子とか、いろんな子がいるのが楽しかったです。