出版社からの紹介
夕日がさして影が長くなり、森へたきぎを拾いにいっていたお父さんたちが帰ってきました。 今日のゆうごはん、きのめのシチューのいいにおいが漂ってきたころ、子どもたちは順番にお風呂に入ります。 小さなヨットを浮かべたり、おじいさんの背中を流したり、みんなで楽しくおふろであたたまったら、家族そろって楽しいゆうごはんです。 ごはんの後はみんなで、今日のできごとを語りあいます。眠りにつく前、子どもたちはお母さんに本を読んでもらいます。ゆったりした気持ちになったところで、お母さん、おばあさんがこもりうたを歌ってくれます。 「ねむねむ どんぐり そら みあげ ねむねむ いもむし ゆめを みる。 おやすみ おほしさん とおろりろ……。」 夕方から眠るまでの14ひきたちのいとなみを描いた、人気ロングセラーシリーズの第9作。 なんとも心地よさそうな14ひきたちのお風呂場の場面では、3場面にわたって夕方から夜にかけて差し込む光や空気が刻々と変わっていく様子が描かれています。毎日くり返される、お風呂やゆうごはん、眠る前の1冊の本の中にこそ、確かな幸せがあることを教えてくれる作品です。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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木の家の中が描かれていて、すてきな暮らしぶりが伝わりました。お風呂に入って夜ごはんを食べて寝る前のひと時を楽しんで。温かい家族の時間が伝わってきました。
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masae
女の子 (14歳) / 男の子 (11歳) / 男の子 (8歳)
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お気に入りのシリーズの一冊です。1日が終わる夕方の描写がとてもきれいで、なんだか切ない気持ちになります。実際にこもりうたの楽譜が載っているので、歌ってあげると喜びました。寝る前の定番の一冊になっていました。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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ねずみのベッドが並んでいるおうちの2階、3階に行ってみたいな。みんなで寝たらとても楽しそうだろうな、と思いました。
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masae
女の子 (14歳) / 男の子 (11歳) / 男の子 (8歳)
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おばあちゃんおじいちゃんと楽しそうに暮らしている様子がうらやましいらしく、読んでいると「おばあちゃんに会いたいな~」と言ったことがあります。夕ご飯のシーンの料理をみて「おいしそう~」とつぶやいたり、ふかふかのお布団をみて「あったかそう~」と言ったり、ねずみたちの世界を楽しんでいるようでした