プンク マインチャ ネパールの昔話
- 作: 大塚 勇三 (再話)
- 訳: 秋野 亥左牟 (画)
- 出版社: 福音館書店
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総合評価平均点:
- 投稿された平均年齢: 8.5歳
出版社からの紹介
継母に虐げられていた素直で優しいプンクが、山の牧場でおなかをすかして働いていると、キツネの頭とヤギの頭を合わせもつ不思議なヤギ、ドーン・チョーレチャが食べ物を出してくれました。それを知った継母はドーンを殺して食べてしまいます。プンクがその骨を集めて山の牧場に埋めると、そこから、おいしいまんじゅうがたくさんなる大きな木が生えてきました。そこに鬼の夫婦がやってきて……。ネパールの民話を力強く大胆に美しい絵で描きます。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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継母にいじめられる女の子(プンクマインチャ)のストーリーは『シンデレラ』を思わせました。プンクはやぎやネズミの助言を受け、鬼から宝物を奪うことに成功しましたが、それをうらやむ継母が自分の娘にも宝を取りに行かせたストーリーは『こぶとり爺さん』のようでした。欲を出すと失敗するという教訓が描かれていたように思いました。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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とてもいじわるな継母だと思いました。プンクを元気づけていたやぎが継母に殺されて、カレーになってたくさんの人に食べられてしまったところがかわいそうでした。