出版社からの紹介
くんちゃんが、お兄ちゃんとおもちゃの取り合いをして泣きそうになっていると、どこからか「泣いちゃえ、泣いちゃえ」と声がしました。そのあともたびたび聞こえてくる声を不思議に思っていると、ひとりぼっちになったくんちゃんの前に姿を現したのは……? 泣き出しそうな子どもの、心の中の葛藤を描きます。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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この絵本は、進級祝いとして保育所からいただきました。おもちゃを取りあう兄弟けんか、弟が泣いて兄がしかられる場面など、兄弟あるあるの日常が描かれているのと同時に、泣いている弟の気持ちの葛藤が、表現されていて「自分も子供のころ、そうやったな…」と、思えます。泣いているときの気持ちの揺れが「おばけ」として登場し、自分で乗り越えていくところが、子供の成長をうまく表現していると思います。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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泣いていた男の子の鼻水が、おばけに変身するところが面白かったです。泣きむしおばけが大きくなって、どうなるのかな?と思ったけれど、男の子が体当たりでやっつけたので、ほっとしました。