出版社からの紹介
編み笠を作って暮らしているじいさんは、正月の餅を買うために、笠を五つ持って町に売りに出かけましたが、さっぱり売れません。そのうちに日が暮れて雪も降ってきたので、しかたなく戻ってくる途中、野原に立っているお地蔵さまに雪が積もっているのを見て、持っていた笠を全部かぶせてあげました。翌朝、どこからか橇引きの声が……。赤羽末吉の最初の絵本。
ママ・パパの口コミ
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ななかいとんぼ
女の子 (7歳) / 男の子 (4歳)
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自分も幼いころに読んだお話を子供に読み聞かせるのがうれしくなる一冊。絵は渋くあまりこども受けはしないもののストーリーが寒い冬にもかかわらず心が心底温まるお話なので子供が親となったら同じように読み聞かせをしてほしいと思う。
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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このお話は子供が劇で演じたので、絵本で読むと違いが少し見えて興味深かったです。この絵本では方言交じりの会話文が書かれていて、おじいさんとおばあさんの生活感がリアルに伝わってきました。作者によってお話の魅力が変わるという絵本の良さを感じました。
お子さまの口コミ
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ななかいとんぼ
女の子 (7歳) / 男の子 (4歳)
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お地蔵が雪の中歩いているのがおかしかった。おじいさんはかさが売れなくて悲しそうだったけど優しいなと思った。お地蔵にかぶせてあげられたので売れ残ってよかったと思った。
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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雪をかぶったお地蔵さんに笠をかぶせてあげるおじいさんがとても優しいと思いました。お地蔵さんに笠をあげたおじいさんを怒らなかったおばあさんも優しいです。お地蔵さんからご褒美がもらえて、優しくするといいことがあると思いました。