出版社からの紹介
土の中を散歩していたモグラくんは、迷子になったセミのこくんと出会い、一緒にモグラくんの家で暮らすことに。季節が移りすぎ、一年が経ったある日、セミのこくんの背中にひびが入り、中からすこし大きくなったセミのこくんが出てきました。セミのこくんは「ぼくらセミのこはいちねんにいちどからをぬいでおおきくなるんだ」そして「らいねんもういちどからをぬぐと、ぼく、セミになるんだ」といいました。次の夏のある日、セミのこはもう土の中にいられないことに気づきます……。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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土の中で暮らしているモグラくんは急に土の中でセミのこくんと出会って、とてもうれしかったと思います。一緒に暮らして数年が経ち、セミのこくんがいよいよセミになる時はきっと寂しかったはず。それでも立派に成長した姿を見て安心したことでしょう。成長したセミの子くんも、もぐらくんの住む近くの木に止まっていたので、離れていても心がつながった2人なんだなと、ほっこりとした気分になりました。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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もぐらくんがとても優しくて、一緒に住んでいたセミの子くんは楽しかっただろうなと思いました。セミになる前にぐったりしたセミの子くんをもぐらくんが外に連れ出し、成長する様子を見守っていたのが良かったです。