出版社からの紹介
紅葉で色づいた秋の森。 子どもたちは、お母さんたちが木の実採りに行った間に、おばあちゃんと一緒にかくれんぼです。 さあみんなは、どこにかくれているのでしょう? 「よっちゃんが みつかって、 あっ、いっくんも みーつけた。 にっくんと、ろっくん、はっくんは どこかな。」 でも、あれれ、おっちょこちょいの、ろっくんだけがみつかりません。 「へんだぞ、ろっくん でてこない。 たいへん、ろっくん きえちゃった。 ろっくーん、ろっくーん、ろっくーん。」 ろっくんをさがす14ひきたちは、森の中ではえていたクリタケたちにたずねます。 「ねえ、ねえ、ろっくん みなかった?」 すると、なんとクリタケたちが動き出し、ついた先では、カエルやどんぐりがみこしをかつぐ、不思議なお祭りが行われていて……。 秋の森を舞台にした人気ロングセラーシリーズ「14ひきのシリーズ」第8作。 秋の森にあふれる、豊かな実りと生命力が、不思議な秋の祭となって14ひきたちの前に現れます。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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森のあきまつりのシーンが、絵が繊細だからかすごくパワフルに感じました。きのこやどんぐりが大きなきのこの神輿を担いだり、カエルたちがたくさんいたり、ちょっと幻想的で絵本ならではだな、と思いました。迷子のろっくん、見つかって良かったです。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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カエルの集団が神輿を担いでいるのが、人間みたいに思えました。亀の甲羅の上で太鼓をたたいているカエルもいて、にぎやかな声や音楽が聞こえてくるようでした。