出版社からの紹介
山姥の娘まゆは、ある日鬼に会います。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。まゆはそうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり、手伝います。その怪力に驚いた鬼も、鍋のお湯が沸くころには、もうすぐまゆを食べられるとにんまり。ところがお湯が沸くと、風呂を沸かしているとばかり思っているまゆは、「お先にどうぞ」と言うなり、鬼を鍋に放り込んでしまいます……。
ママ・パパの口コミ
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えり森
男の子 (9歳) / 女の子 (6歳)
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作者は、小中学生向け児童書も執筆されている富安陽子さんです。まゆのまっすぐさ、やさしさを感じられるストーリーです。まゆを食べようと企むおにの姿は、降矢ななさんの温かな絵で憎めない魅力を感じます。
お子さまの口コミ
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えり森
男の子 (9歳) / 女の子 (6歳)
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ページをめくると、まゆがすごい行動をしてるのが面白かった。力持ちだし、おにを担いで家に帰れるなんてすごい。まゆのお母さんの作ったご飯がおいしそうで、まゆの家にいってみたい。