出版社からの紹介
たまごやきが好きな王さまのうちに赤ちゃんが生まれ、お祝いに国中の人にたまごやきをごちそうすることになりました。たくさんの人が来るから、大きなたまごやきを作るため、ぞうのたまごでたまごやきを作れば、大きいたまごやきができると王さまは考えます。大臣も家来も総出でぞうのたまごを探しに出かけますが……。『おしゃべりなたまごやき』の姉妹編。
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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象のたまごを探せという王様。それに疑問を持たずに従う家来たちの姿に、絶対的な権力の怖さを感じました。命令に忠実に従うことが優先され「象は卵を産まない」という事実が見えなくなっているという、大切なテーマを汲み取る必要がある一冊だと感じました。このお話は物語ですが、人生において必要なことが描かれているように感じました。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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象は卵を産まないって最初からわかりました。なんで大臣や兵隊は気づかないのだろうと、不思議に思いました。卵の代わりに子象が捕まったのでかわいそうだったけど、お城で楽しそうに暮らせていたので安心しました。