出版社からの紹介
おばあさんは粉箱をごしごしひっかいて集めた粉で、おだんごぱんを焼きました。窓のところで冷やされたおだんごぱんは、ころんと転がると、いすからゆかへ、ゆかから戸口を出て、おもての通りへ逃げ出しました。途中で出会ったウサギからも、オオカミからも、クマからも上手に逃げたのに、口のうまいキツネに、つい気を許して……。ロシアの民話の絵本
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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粉箱にこびりついた小麦粉から生まれた「おだんごぱん」。食べられないように逃げるところが人間ぽくって、愉快な話ですが、きつねがおだんごぱんを上手にほめて、自分の思い通りの結果を生むところが一枚うわて。きつね=知恵者というのは、多くの物語で見られ、ロシアでも一緒なんだな、と思いました。
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えり森
男の子 (9歳) / 女の子 (6歳)
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おだんごぱんが逃げ出す時に歌う歌が繰り返し出てくるのですが、子供はすっかり覚えて毎回元気に歌っています。やっぱり読み継がれている本には、子供を惹きつけるものがあると感じます。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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おだんごパンという名前から、団子が入ったパンかと思った。パンに顔が書かれいて、コロコロ転がって逃げるのが面白いです。
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えり森
男の子 (9歳) / 女の子 (6歳)
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はじめて読んだときは、おだんごぱんがどうなってしまうのか、どきどきした。幼稚園で読んでもらった時、みんなで大きな声で歌ったのが楽しかった。