出版社からの紹介
たまごやきが大好きな王さまがいました。ある日、王さまは散歩の途中でにわとり小屋からにわとりを逃がしてしまいます。もちろんお城は大騒ぎ! にわとりを逃がした犯人さがしがはじまりますが、見つかるわけがありません。晩ごはんの時間がやってきました。王さまが大好きな目玉焼きにナイフをいれると、目玉焼きの中からふしぎな声がきこえてきました。その声をきいて王さまはびっくり! さてさて、犯人は見つかるのでしょうか?
ママ・パパの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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にわとりがたくさん入っている鳥小屋を開け、にわとりを逃がしてしまった王様。素直に打ち明けられず、うやむやにしようとしたのはとても子供っぽいと思いました。自分が黙っていれば気づかれずに終わりになる、と思いきや、めんどりが生んだ唯一の卵を目玉焼きにして食べようとしたとき、目玉焼きが事実を明かすという結末に、笑ってしまいました。そんな事は上手くいかないよ、と子供に教えるのにぴったりです。
お子さまの口コミ
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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「わしが鳥小屋を開けたのを、誰にも言うなよ。だまっていろ」と目玉焼きから王様の声で聞こえてきて、王様はびっくりしたと思います。それを聞いたコックさんは「秘密にする」なんてどうしてだろう。王様が犯人だとみんなに知らせたらよかったのに、と思いました。