出版社からの紹介
ゆうじが模型飛行機を飛ばしていると、きつねがやってきて「そらいろのたね」と模型飛行機を交換することになりました。そらいろのたねを植えて水をやると、なんと空色の家が生えてきたではありませんか! 空色の家はみるみるうちに大きくなり、たくさんの動物や鳥や子どもたちの楽しい遊び場になります。しかし再びやってきたきつねが、みんなを追い出して空色の家を独り占めしてしまいます。きつねが家にはいると、空色の家はさらに大きくなって……。
ママ・パパの口コミ
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てりろっこ
女の子 (6歳)
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自分が子どもの頃に読んだことがあり、いじわるせずみんなで仲よく、といった教訓を感じて貰えるかと思い読み聞かせました。こんな家があったら入ってみたいと思える素敵な絵に心奪われます。
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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きつねからもらった種。何ができるのかな?と楽しみに育てるゆうじ君は、そらいろの家が出てきてびっくり。うちの子供たちも、種を植えたらどんな芽や葉っぱ、野菜ができるかな?と楽しみにしているので、「家とは!」と驚いたことでしょう。水をやるたびに、その家がどんどん大きくなるのですから、育てたい気持ちは大きくなりますね。家に遊びに来るお友達が多く、ゆうじ君も自慢気だったと思います。お城ほどの家になったとき、種をあげたきつねが「僕のものだから!」と言うシーン。独り占めしたいという子供らしさが表現されていて、独り占めした結果、多くのものを失うという教訓も載っていて、かわいいお話ながら、道徳的にためになるな、と思いました。
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ehon-admin
女の子 (1歳) / 男の子 (2歳)
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中川李枝子、大村百合子姉妹の童話、絵本は勤めていた幼稚園でも定番の読み聞かせの良書で、自分の、子育てにもたくさん読み聞かせました。ぐりとぐらや、いやいやえんの登場キャラがエキストラ的に登場するのも楽しい本。欲張りなきつねに天罰がくだるラストの様子もさりげなく優しい感じで好みです。
お子さまの口コミ
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てりろっこ
女の子 (6歳)
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空色の家を見て、自分だったらどの部屋に住みたいかを言い合いっこしました。上の方がいいかな、広い場所がいいかな。親としては話を先に進めたいけれど、じっくりページを楽しむ子どもにつきあうと一冊が簡単には読み終わりません。親になり、いろんなところで忍耐力を養っています。
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青空繭子
女の子 (10歳) / 男の子 (7歳)
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家ができる種があるなら、育ててみたい!大きな家があれば、ゆうじ君みたいに友達をたくさんよんで、一緒に遊べていいなぁと思いました。
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ehon-admin
女の子 (1歳) / 男の子 (2歳)
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みんなが仲良くワイワイ賑わって楽しんでいた大切なお家が、欲張りなきつねのせいでなくなってしまったのが許せないようで、息子は「きつね悪い!」と言ってラスト地面にのびているきつねをバンバン叩いて、いつも懲らしめていました。